遍
発音を聞く
書き方
💡 「辶(しんにょう)=動き」+「扁(へん)=平らに広がる」→「動きながら平らに広がる=どこへも行き渡る」。日本語の「遍(あまね)く」(古語)と音・意味とも連想。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『徧(遍の旧字体)』として『行而徧也』とあり、『歩きながら全体に及ぶ』と定義されています。唐代以降、詩文や公文書で広く使用されました。
字形は「辶+扁」の会意兼形声文字で、「辶」が移動を、「扁」が音と同時に『平らに広がる』という意味的要素を含むと解釈されます(『扁』は元来『門の間の板』→『平面性』を示す)。
「遍」は、ある範囲全体にわたって均等に及ぶ様子を表す動詞・副詞的漢字で、「~全体に」「~どこにも」といった広がりのある意味を持ちます。
部首の「辶(しんにょう)」は移動・進行を示し、右上の「扁」は音符として機能します。この構造から、「動きながら広がる」というニュアンスが読み取れます。
HSK4級に位置づけられ、日常会話よりやや文語的・書面的な表現に多く登場します。単独ではほぼ使わず、主に複合語や動詞の補語として用いられます。
例文
関連語
混同しやすい文字
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