兼
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書き方
💡 『兼』は「丷(はち)+ハシゴ(ナベブタ+ツクリ)」とイメージ。ハシゴを登りながら「両方の階を同時に使う」=「兼任・兼用」。日本語の「兼ねる」(例:時間も兼ねて)とも連想すると定着しやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『兼、並也。从又持秝。兼持二禾』とあり、左右の穀物(禾)を両手(又)で同時に持つ象形に基づくとされる。実際の甲骨文・金文中では、二本の禾(稲)を挟む構造が確認できる。
字形は、上部の『丷』+下部の『兼』の構成ではなく、本来は『禾+禾+又』の会意文字。後世に簡略化され、現在の10画の形になった。
「兼」は、複数の役割・性質・立場を同時に持つことを表す漢字で、『二つ以上を同時に』という核となる意味を持ちます。HSK5級に位置づけられ、やや抽象的・文語的な用法が多いです。
この字は単独で名詞や動詞として使われることは少なく、主に複合語(例:兼任、兼容)や成語(例:兼容并包)の中で機能します。現代中国語では、職務・機能・価値観の併存を強調する際によく登場します。
部首の「丷」は「八」の変形で、分かれて広がる様子を示唆し、そこから『両方を含む・重ねる』という意味が派生したと考えられます。画数10で、筆順は上から順に整然と書くことが重要です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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