承
発音を聞く
書き方
💡 「手(扌)」が上に乗っている=「手で何かをしっかり受け止める」イメージ。日本語の「承知しました」の「承」を連想すると、丁寧な受け答えのニュアンスが覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)によると、「承」は「奉也(ほうや)」、すなわち「捧げる・奉じる」と訓じられ、手で何かを慎重に支える様子を表す。歴史的には「承旨」「承詔」など、皇帝の命令を受ける役職名にも用いられた。
字形は「手(扌)+了+卩」の構成で、甲骨文字や金文には直接的な象形的由来は確認されておらず、篆書以降の形態的発展によるものとされる。現代では「受け継ぐ」「応じる」「認める」などの抽象的動作を表す動詞として定着している。
「承」は手部(しゅぶ)を含む8画の漢字で、基本発音はchéngです。古くは「受け継ぐ」「受け持つ」という動作の意味を表し、主に責任・継承・受容の概念と結びつきます。
この漢字は、中国神話における炎帝(えんてい)の第三世代として登場する「承」——神農(しんのう)の子孫——を指す固有名詞としても使われます。ただし、現代中国語では固有名詞用法より動詞的用法が圧倒的に多いです。
HSK5レベルの漢字であり、日常会話よりやや文語的・丁寧な表現(例:承認、承諾)や公的文書・ビジネス文書でよく見られます。語感としては「謙虚に受け入れる」ニュアンスを含み、上位者への敬意を示す場面で好まれます。
例文
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