曾
発音を聞く
書き方
💡 「曾(céng)=『一度』→『曾』の上は『曰(いわく)』=『いっ(1)度(ど)』と音読み連想!zēngは『曾祖父』など家族関係で、『曾(そん)』と訓読みに近い『そんさん』と覚えよう。
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文字の解説
『曾』は甲骨文字・金文中では「蒸気を上げる鼎(かなえ)」の象形から派生し、後に「増す」「重ねる」の意味を経て、古典中国語で「すでに」「かつて」を表す副詞として定着しました。『論語』『孟子』などにも頻出します。
字形は『曰』(口を囲む形)の下に『田』に似た構造(実際は『八』+『一』+『日』の変形)があり、初期には「重ねて発する言葉=既に述べられたこと」という意味的連想があったと考えられています。
『曾』は主に「一度も~したことがない」「~したことがある」という経験の有無を表す助動詞として使われ、動詞の前に置かれます。HSK5級で登場する重要な過去経験表現です。
この漢字にはcéng(経験の「曾」)とzēng(姓や先祖の「曾」)の二つの読みがあり、文脈で意味が明確に分かれます。日本語の「~たことがある/ない」に相当します。
書くときは上部の『曰』(いわく)と下部の『日』+『丷』+『一』の組み合わせで、12画。部首『曰』は「言う・言葉」を示す古形ですが、ここでは単なる構成要素として機能しています。
例文
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