柔
発音を聞く
書き方
💡 『木』(き)+『矛』(ほこ)=「木の枝が矛のようにしなる」→「やわらかい・しなやか」。日本語の「柔道」「柔軟」の「柔」と同じ漢字で、音読み「ジュウ」も連想すると覚えやすい。
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)では「柔、木曲直也」と定義され、木の曲がりやすさ・直りやすさから「柔らかさ・順応性」を意味すると解釈されています。唐代以降、詩歌や政論でも頻出しています。
字形は「木」+「矛」の会意文字で、木のしなやかさと、矛の先端が曲げられる様子(古代の青銅矛は一定程度可塑性があった)が複合的に「柔軟性」を示すと推定されます。
「柔」は「やわらかい」「しなやかな」という意味を持つ形容詞で、物理的な軟らかさだけでなく、態度・性格・表現の穏やかさや調和をも表します。
この漢字は「木(き)」部に属し、元来は木の枝が風にたわむ様子から「しなやかさ」を象徴しました。古典文献では『易経』や『老子』にも登場し、哲学的・倫理的な柔軟性を重んじる思想と深く結びついています。
HSK5レベルの語彙であり、日常会話よりはやや文語的・抽象的な文脈で使われることが多く、文学的表現や政治・教育分野での比喩的用法が特徴です。
例文
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