桃
発音を聞く
書き方
💡 『木』+『兆』=「桃」。『兆』は「予兆」の兆で、「桃の季節が来る予兆!」と連想。日本語の「もも」と発音が似ているので、声に出して「タオ→もも」とリズムで覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『桃、果也。从木兆聲』とあり、すでに果実としての基本義が確立していた。唐代の詩人・王維の『桃源行』など、古典文学に多く登場する。
字形は象形ではなく形声文字。「木」が意味、「兆」が声符で、甲骨文・金文には直接的な象形的起源は確認されていない。
「桃」は木へん(木部)に「兆」を組み合わせた形声文字で、左の「木」が意味(植物・果樹)を表し、右の「兆」が発音(táo)を示します。HSK5級に位置づけられ、日常会話から文学表現まで幅広く使われます。
中国では古来より桃は長寿や吉祥の象徴とされ、『山海経』や唐詩にも頻出します。道教では不老長寿の果実とされ、「蟠桃(ばんとう)」は西王母が授ける仙果として知られます。
現代中国語では単独で「桃の実」を指すほか、「桃色」「桃源郷」といった比喩的用法も定着しており、視覚的・文化的連想が豊かです。書き順は10画で、木へんの最後の点と「兆」のひっかけがポイントです。
例文
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