狡
発音を聞く
書き方
💡 『犭(けんつくり)』=犬→「ずる賢い動物」、右の『交』は「交渉・からみあい」を連想。『犬が人に交じって策略をめぐらす』とイメージすると忘れにくい!
関連単語
文字の解説
『左伝』や『戦国策』など先秦〜漢代の典籍に「狡」の用例が見られ、主に政治的・軍事的策略をもつ人物を形容するのに使われた。『説文解字』では『犬の性に似て、智を以て事を為す』と解説されている。
字形は「犭(犬部)」+「交」で、犬の機敏さと「交」の相互作用・策略性を組み合わせた会意文字。象形ではなく、概念の合成による造字である。
「狡」は、知能を駆使して巧妙に物事を進める様子を表す漢字で、中立的・やや否定的なニュアンスを持つ「ずる賢い」「策略的な」といった意味で使われます。
この字は「犭(けんつくり)」と「交」から成り立ち、動物の機敏さと人間の交渉・関係性が複合的に反映された造字です。古典文献では主に人間の知略や策略性を描写する際に用いられました。
現代中国語では、単独で使うことは稀で、主に「狡猾」「狡诈」などの熟語として登場します。HSK5級レベルの語彙であり、論説文や文学的表現で頻出する上級向け漢字です。
例文
関連語
混同しやすい文字
0