兆
発音を聞く
書き方
💡 『兆』は『儿(にんにょう)』が下にあるので『人の前に現れるしるべ』と連想。『刀』に似た上部は『裂け目=予兆の起源』とイメージすると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『兆』は甲骨文字・金文中で、亀甲のひび割れ(占卜時の亀甲焼きによる裂け目)の形を象ったものとされ、そのひびの様子から吉凶を読み取る『占いの根拠』を意味した。
字形は上部の『刀』に似た部分(実際は『卜』の変形)と下部の『儿』(にんにょう)から成り、『亀甲の裂け目+人間の関与』を表す構造と解釈される。
『兆』はもともと『しるべ』『予兆』を意味する漢字で、古代中国では占いの結果や自然現象から未来を予見する際の手がかりとして使われました。
現代中国語では、主に『前触れ』『兆し』という抽象的な意味で用いられ、否定的・中立的文脈で使われることが多いです。例えば『不祥の兆』(不吉な前触れ)など。
数学や科学分野では、『兆(zhào)』は10¹²(1兆=1,000,000,000,000)という巨大数の単位としても使われますが、これは日本語の『兆(おおきな数)』とは別系統の用法で、発音も同じですが語義の拡大によるものです。
例文
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