剥
発音を聞く
書き方
💡 「剥」は「刀(刂)+彔」。『彔』を「ロク」と読むとbō/「バオ」と連想(バオ=包→包んだものを開ける=皮をむく)で、bāoは手作業、bōは自然のはがれと区別。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には「剥、去也」とあり、「取り除く」ことを本義として記録されています。現代中国語では「剥橘子(bāo júzi)」「剝蝕(bō shí:風化・侵食)」など、物理的・自然的・比喩的除去の両方で広く使用されます。
字形は左右構造で、左が「彔(ろく)」、右が「刂」。これは会意ではなく形声文字で、「彔」が音符、「刂」が意味符(切断・除去)を担当します。象形的由来は確認されていません。
「剥」は主に「皮や表面をむく・はがす」という物理的な動作を表す動詞で、果物の皮をむく(bāo)や、塗料がはがれる(bō)など、対象の外層を取り除く意味で使われます。
発音は文脈によって区別されます:具体的な動作(手でむく)にはbāo、抽象的・自動的な剥離(自然のはがれ)にはbōが用いられることが多いです。HSK6級の語彙として、多義性と音読みの使い分けがポイントです。
部首の「刂(りっとう)」は「刃・切り・除去」を示し、右側の「彔」は古くは「録」の異体で、ここでは音符(bō/bāoの音を担う)として機能しています。字形から「刃で何かを削ぎ取る」イメージが読み取れます。
例文
関連語
混同しやすい文字
0