惫
発音を聞く
書き方
💡 『備(備える)』+『夂(行く)』=『備える力が尽きて、もう一歩も進めない』→「 exhausted」。日本語の「疲弊(ひへい)」と音・意味とも連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には『惫、極也』とあり、『極端な消耗』という意味で記録されています。現代中国語では主に「疲惫」「惫怠」などの熟語で使われ、新聞や文学作品に頻出します。
字形は「夂+备」の左右構造で、象形的由来はなく、形声文字です。「备」が声符・意味符を兼ね、古代から「備え尽くす→逆に備えられない=枯渇」の転義で用いられました。
「惫」は、極度の疲労や消耗を表す漢字で、身体的・精神的な限界に達した状態を強調します。HSK6級の高難度語彙であり、日常会話より文語的・文学的表現で多く使われます。
この字は単独ではほぼ使われず、主に複合語(例:疲惫、惫倦)として出現します。語感は「疲れきった」「気力を失った」といった重いニュアンスを含み、軽い疲れには使いません。
部首「夂(しゅう)」は「行く・到着する」の意味を含む古形ですが、ここでは形声文字の声符部分として機能しており、意味的には右側の「备(備)」が「備える→エネルギーを備えきれない=尽きた」のイメージと関連づけられます。
例文
関連語
混同しやすい文字
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