扁
発音を聞く
書き方
💡 『戸(と)』の下に『冊(さつ)』→ 戸口に貼る『横長の掲示板』=平ら・横広がり。『扁平(へんぺい)』と音読みを結びつけ、『へん』=『扁』と覚えると定着しやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では『扁、署也。从户冊。戶冊者,署門戶之文也』とされ、戸口に掲げる横長の看板(署)を指す文字として記録されている。実際、清代以降の建築では「扁額」が儀礼的・装飾的に広く用いられた。
字形は「户」(戸)の下に「冊」(冊)が配置され、戸口に掲げられる横長の木札(冊の形を模す)を象る。これは明確な会意文字で、平面性と掲示という機能性を同時に表している。
「扁」は主に「平ら・薄い・押しつぶされた形状」を表す形容詞で、現代中国語では「扁平」(biǎn píng)や「扁豆」(biǎn dòu)など、物理的な厚みの少なさを強調する語に使われます。
古くは「扁額(piān é)」のように、横長の板状のものを指す名詞用法もあり、この読み(piān)は伝統的・文語的な文脈で残っています。HSK6レベルのため、抽象的・文学的表現にも登場します。
漢字の構成は「户(戸)+冊」で、戸の下に書類(冊)が並ぶ様子から、横に広がった平面性を連想させ、意味と字形が整合しています。
例文
関連語
混同しやすい文字
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