撒
発音を聞く
書き方
💡 「扌(てへん)+散(ちらばる)」=「手でばらまく/手を離す」。「さっと手を離す=sā」で発音と意味を連想。似た音の「サ(さ)」と「放(はな)す」を結びつけて覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には「撒、散之也」とあり、本義は「ものを散らす・ばらまく」ことと記されています。現代中国語では「撒谎(嘘をつく)」「撒手(手を離す=あきらめる)」など、物理的動作から比喩的・抽象的意味へと発展しています。
字形は「扌+散」の左右構造で、「散」が音符兼意符として機能。象形性はなく、典型的な形声文字です。現代では「粉を撒く」「涙を撒く」など、具体的・比喩的両方の使い方が自然です。
「撒」は手(扌)を用いて何かを広くばらまく・離す動作を表す漢字で、主に「sā」で読まれます。HSK6級の高難度漢字であり、日常会話よりやや文語的・文学的な文脈で使われることが多いです。
「sǎ」の読みは主に方言や特定熟語(例:撒播 sǎbō)で見られ、標準中国語では「sā」が圧倒的に一般的です。動詞としての基本義は「手で放つ・ばらまく・解き放つ」ですが、抽象的な意味(例:感情を撒く=抑えきれないほどこぼれ出る)にも拡張されます。
部首の「扌(てへん)」から、この漢字が身体的・能動的な手の動きと深く結びついていることがわかります。15画の構成は、左側の「扌」と右側の「散」(さん)から成り、形声文字として「散」が音・意味の両面で影響を与えています。
例文
関連語
混同しやすい文字
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