昏
発音を聞く
書き方
💡 『日』の下に『氏』——『日が沈んで、人の意識が『氏』(=しーん…静かになる)』と連想。日本語の「昏い(くら)い」+「もうろう」を合わせて、「くら〜んとぼんやり」で覚えよう!
関連単語
文字の解説
『昏』は甲骨文・金文中では『日』の下に『民』や『氏』の古形が配置された字で、『日没後の薄明かり』を表しました。『儀礼記』『詩経』など先秦文献にすでに登場し、婚姻儀礼の『昏礼(こんれい)』(夜に行う婚礼)の語源でもあります。
字形は『日』+『氏』の会意文字で、『日が落ちて人(氏)の活動が静まる時』という意味構造です。象形性は弱く、会意による意味形成が明確です。
「昏」はもともと『日が沈む時』を表す漢字で、太陽(日)が地平線に隠れる様子を象徴します。この時間帯の暗さ・ぼんやりした様子から、転じて『意識がもうろうとする』『判断力が鈍る』といった抽象的な意味を獲得しました。
HSK6レベルのこの漢字は、日常会話ではやや文語的・文学的色彩が強く、口語では「糊涂(tūhú)」や「迷糊(míhu)」などがよりよく使われます。しかし、成語や書面語では不可欠な語彙です。
部首が『日』であることは、その時間的・光の変化という原義との関連を示しています。画数8は比較的簡潔ですが、下半分の『氏』の筆順(横→点→撇→捺)に注意が必要で、誤って『氐』と混同しやすい点にも留意しましょう。
例文
関連語
混同しやすい文字
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