浸
発音を聞く
書き方
💡 『氵(さんずい)』+『冘(いん)』=「水がゆっくりと上から覆いかぶさって染み込む」。『冘』は「イン」と読む音と似ていて、『浸(じん)』の発音を連想しやすい!
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)では『浸、漸也』とされ、『徐々に進む・広がる』という漸進性が本義とされています。古典文献では『左伝』『史記』にも『浸淫』(じんいん)として『少しずつ拡大する影響』を表す用例があります。
字形は『氵(さんずい)+冘(いん)』の会意文字で、『冘』は古代に『人間が覆いかぶさる・重なる』様子を表す部件であり、水が静かに覆いかぶさって染み込むイメージと結びついています。
「浸」は水(氵)を部首とし、液体に長時間さらされることを意味する動詞で、物理的な浸透だけでなく、抽象的な影響・浸透も表します。HSK6級の高難度漢字です。
語義は「浸す/漬ける/染み込ませる」の他、「徐々に及ぼす影響」や「文化的・思想的浸透」など比喩的用法が広く使われます。文語的ニュアンスが強く、口語では「泡立つ」「染み込む」などの代用語が好まれることもあります。
動詞として主に他動詞で使われ、受身形(被浸)は稀ですが、「浸透」や「浸潤」などの名詞形は医学・社会学・言語学で頻出。漢字構成の「冘+氵」は、水がゆっくりと内部へ入り込む様子を暗示しています。
例文
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