滔
発音を聞く
書き方
💡 『氵(みず)+舀(すくう)』=水をすくってもあふれ出すほど満ちている→「押し寄せる勢い」。日本語の「滔々」という語自体が漢語由来なので、そのまま音読で覚えよう。
関連単語
文字の解説
『滔』は『詩経』や『左伝』など先秦文献にも見られ、古くから「水勢の激しさ」を表す語として使われました。『説文解字』では『水盛也』(水が盛んに満ちる)と訓じられています。
字形は『氵(さんずい)+舀(ヤオ、すくう意)』の会意文字で、『水をすくい上げるほどに満ち溢れる』というイメージが原義とされます。『舀』の部分は音符としても機能しています。
「滔」は水(氵)を部首とし、『滔滔』などの形で「勢いよく流れ続ける大河」や「圧倒的な勢い」を表す漢字です。HSK6級の高難度語彙で、文語的・文学的な表現に多く登場します。
この字は単独ではほとんど使われず、ほぼ必ず重ね言葉(連語)や熟語の一部として現れます。たとえば『滔滔不絶』は「尽きることなく押し寄せる様子」を意味し、比喩的に情報や感情の奔流をも表します。
現代中国語ではニュースや評論、詩歌など、修辞的・強調的な表現を必要とする文脈で用いられます。日常会話よりは書き言葉・公式な文体での使用が中心です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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