乂
発音を聞く
書き方
💡 『乂』は「丿+一」の2画。「丿」で乱れを払い、「一」で統一=『治める』。『義』(ぎ)と音が似ていて「正義に基づいて治める」と連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『乂』は『尚書』『爾雅』などの先秦文献に『治める・平定する』という動詞として登場し、『乂安』(社会が安定する)といった表現で使われた。『説文解字』では『乂、治也』と定義されている。
字形は象形ではなく、会意的・抽象的造字と考えられ、『丿』(下降・分断)と『一』(統一・基準)の組み合わせで『混乱を正して秩序を回復する』意味を示すと解釈される。
『乂』は非常に古い漢字で、甲骨文字や金文時代から存在し、もともと『秩序を立て直す・統治する』という抽象的な政治的意味を表しました。
この字は現代中国語では極めて使用頻度が低く、主に古典文献や成語、あるいは人名・地名などの固有名詞に限られます。日常会話や一般文章ではほとんど見かけません。
2画という極めて簡潔な構成でありながら、丿(ひれい)部の下に一画の横線が加わった形で、『上下を整える』という意匠的イメージが読み取れます。
例文
関連語
混同しやすい文字
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