亢
発音を聞く
書き方
💡 「亢」=「高いところに立つ人」。上部の「亠」は頭、下部の「几」は台(台の上に立つ=極めて高い)。日本語の「こう」と読み、「高」の音に似ていて、発音と意味を連想しやすい。
関連単語
文字の解説
『史記』『淮南子』など漢代の文献に「亢宿」として記載され、春分点付近の星群(現在のケンタウルス座・へびつかい座に相当)を指しました。古代中国の天文学体系における実在の星座名です。
字形は甲骨文・金文にはなく、篆書以降に整った象形的要素は不明。上部の「亠」+下部の「几」の構成で、『説文解字』では「人のかおが高く上がった様子」と訓じられています。
「亢」は中国古来の二十八宿(にじゅうはっしゅく)の一つで、東方蒼龍七宿の第一宿として位置づけられています。天文・占星・暦法において重要な役割を果たしました。
この漢字は「高まる」「盛んになる」という意味の派生語としても使われ、現代中国語では主に「亢奮(kàngfèn)」などの複合語で見られます。ただし、単独で使うことは極めて稀です。
部首が「亠(とつがしら)」である点からも、頭部・上方・頂点を示す概念と関連づけられ、古くから「極端な高さ・過剰な状態」を含意する文字として認識されてきました。
例文
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混同しやすい文字
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