匡
発音を聞く
書き方
💡 『匚(はこ)』+『王(おう)』=「王様が箱(社会)を正す」→「是正・矯正」。日本語の「匡える(ただす)」という古語と音・意味とも連想しやすい。
関連単語
文字の解説
『匡』は『論語』『左伝』など古典文献で「君主の過ちを諫め正す」(如『匡君之失』)という用法があり、儒教的倫理観と深く結びついています。現代中国では『匡正』『匡救』などの複合語で公式文書やメディアに登場します。
字形は『匚』(容器)+『王』(または簡略化された『卩』)で構成され、『王』は権威・規範を示唆し、「規範をもって箱(社会・制度)を整える」という意味的構造と解釈されます。
『匡』は「正す・矯正する」という意味を持つ動詞で、主に抽象的な誤りや不具合を修正することを表します。古くから道徳的・社会的な是正を指す文語的表現として使われてきました。
この漢字は現代中国語ではやや文語的・書面語的色彩が強く、日常会話より新聞、公文書、政治的スローガンなどで見られます。HSKでは未収録ですが、中上級学習者が読解で出会う重要な漢字です。
部首の『匚』(はこへん)は容器を表す象形由来の部首で、『匡』全体の字形は「箱の中に物を入れて整える=秩序を立て直す」というイメージと関連づけられることがあります。
例文
関連語
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