厥
発音を聞く
書き方
💡 『厥』は『気を失う』→「気=キ」「失=シツ」→「キシツ」と音読み連想。また、「厂(やしき)」の下に『欠(ケン)』+『屰(サカサ)』で『気の流れがさかさになって倒れる』とイメージすると覚えやすい。
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文字の解説
『康熙字典』や『説文解字』によれば、「厥」はもともと『その・それ』を意味する代名詞として使われたが、後に『気を失う』という動詞的用法が派生し、特に漢代以降の医書(『黄帝内経』など)で『昏厥(昏厥)』として失神症状を記述する際に定着した。
字形は「厂」+「欮」で構成され、「欮」は「欠」(口を開く様子)と「屰(さかさ)」の会意で、気の逆流・上昇による失神を象徴する。象形文字由来ではなく、会意兼形声文字である。
「厥」は古語的色彩の強い漢字で、主に文語や古典文献で『気を失う・失神する』という意味で使われます。現代口語ではほぼ使われず、医学や歴史的叙述において限定的に登場します。
この字は動詞として用いられ、主語が自発的に意識を失う状態を表します。単独で使うことは少なく、複合語や四字熟語(例:昏厥)の構成要素として機能することが多いです。
「厥」は「厂(やしきへん)」を部首とし、右側の「欮」は声符兼意符で、「欠(口を開けて息が詰まる)」と「欮(気絶)」の組み合わせから、呼吸停止・意識喪失のイメージを含んでいます。
例文
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