叟
発音を聞く
書き方
💡 「又」(また)+「臼」(うす=古い道具)→「また古い道具を使う人=年配者」。日本語の「おじいさん」より格式ばった響きなので、「老(ろう)」と組み合わせて「老叟(ろうそう)」と覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では、「叟、老也」と定義され、単に「年寄り」ではなく、知恵と経験を備えた長老を意味する敬称として用いられた。『史記』や『孟子』にも複数回登場する。
字形は甲骨文・金文には存在せず、篆書以降に整えられた。上部の「臼」形は頭部・髪の白さを、下部の「又」は手や行動力を暗示するとされるが、確証はない。現代では主に「老叟」「漁叟」などの文学的複合語で使用される。
「叟」は古くから中国で使われる敬称で、年配の男性、特に徳高く穏やかな老人を指します。文語的・文学的な表現に多く登場し、日常会話ではほとんど使いません。
この漢字は「又」部に属し、9画で、上から下へ、左から右へと流れるような筆順で書きます。構成要素には「臼(きゅう)」の変形が含まれており、古代の老人の姿を象った形とも解釈されます。
現代中国語では主に成語や古典引用で見られ、例えば『孟子』の「叟!不远千里而来」(お爺さん!千里の道のりを遠いとも思わずに来られたのですね)など、尊敬と親しみを込めた呼びかけに使われます。
例文
関連語
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