咒
発音を聞く
書き方
💡 「口(くち)」+「兄(あに)」→「兄が口で唱える不思議な言葉=呪文」。日本語の「呪(のろ)い」の音読み「じゅ」にも通じ、発音zhòuと連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では、「咒」を『祝也。从口从几』と定義し、祭祀の際の口による祈願の言葉と解釈しています。唐代以降、仏教経典の漢訳で「真言(マントラ)」を表す語としても広く使用されました。
字形は「口」と「兄」の組み合わせですが、これは後世の字形変化によるもので、本来の構成要素は「口+几(祭壇を象る)」とされ、口から神に捧げる言葉を示す会意文字です。
「咒」は「口」部に属し、8画の漢字で、主に呪文・呪い・祈祷などの神秘的な言葉を意味します。古代中国では、口から発する言葉が現実を変える力を持つと信じられていました。
現代中国語では、宗教的・民俗的な文脈で使われることが多く、仏教や道教の儀礼、あるいは民間伝承における呪文(例:避邪の呪)として登場します。文学や映画でも超自然的要素を表現する際に頻出です。
この字は単独で使うことは少なく、多くは複合語(例:咒語、詛咒)として用いられます。HSKには正式に収録されていませんが、中級以上の学習者には文化的理解に不可欠な漢字です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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