唳
発音を聞く
書き方
💡 「口」+「戻」=「口から戻るように響く声」。鶴の優雅な姿と「りー」と伸びる発音をイメージ。日本語の「唳(れい)」と読みが似ている点もヒントに。
関連単語
文字の解説
『史記』『後漢書』など古代史書や唐詩(例:杜甫『観公孫大娘弟子舞劔器行』)に「鶴唳」の形で登場し、孤独・高潔・不吉の前兆といった象徴的ニュアンスを帯びて用いられた。現代中国語では主に「鶴唳風声(hè lì fēng shēng)」という成語で、過敏な警戒心を比喩的に表す。
字形は「口+戻」の会意兼形声文字。「戻」が声符であり、同時に「戻る」の意味から、遠くまで届く反響する声を連想させる構造と解釈される。
「唳」は、鶴や雁などの大型の渡り鳥が鳴く声を表す漢字で、文学的・詩的な表現に多く使われます。日常会話ではほぼ登場せず、主に古典や現代の抒情的な文章で見られます。
この字は「口」部に属し、発声行為を示す意味を持ちますが、特定の動物(特に鶴)の高らかな鳴き声に限定されています。音の響きや情景の荘厳さを強調する効果があります。
HSKでは未収録ですが、中国語上級学習者や古典文学を読む人にとって重要な語彙です。同音の「利」「立」などと混同しやすいため、文脈と部首の「口」による意味の制約を意識して学ぶとよいでしょう。
例文
関連語
混同しやすい文字
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