嗌
発音を聞く
書き方
💡 「口(くち)」+「益(マス=増える→詰まる)」と連想。「口から出るものが増えて詰まる=むせる」。日本語の「噎(むせる)」と同源で、音も「エキ→アイ」へ変化したと覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では『嗌、咽也』とあり、咽頭(のど)そのものを指す解釈が確認されています。唐代以降の医書や詩文中では、『嗌塞』『嗌啞』などの複合語で、呼吸困難や声が出ない症状を描写するのに使われました。
字形は「口」+「益」の会意文字で、「口」が器官、「益」が「ふさがる/満ちる」のニュアンスを持つと解釈されます。象形性は低く、音義兼備の形声文字的要素も含みます。
嗌(ài)は、主に医学的・文学的な文脈で使われる漢字で、「のどが詰まる」「むせる」といった喉頭部の閉塞感や不快感を表します。日常会話ではあまり使われず、書き言葉や古典・詩歌に多く見られます。
この字は「口」部と「益」の組み合わせで、口から出るものが「益(おさめる/増す)」という意味合いと関連し、呼吸や飲み込みが妨げられる状態を象徴しています。古来より、気の流れの滞りや病態を描写する際に用いられました。
もう一つの読み方「yì」は極めて稀で、主に古代音韻書(『広韻』など)に記録される古音であり、現代中国語ではほぼ使用されません。学習者は「ài」の読みに集中するのが実用的です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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