嗔
発音を聞く
書き方
💡 「口(くち)+真(しん)=本当の気持ちが口から出そうになる怒り」。日本語の「ちんぷんかんぷん」の「ちん」でchēnを連想!「嗔目(しんもく)=目を見開いて怒る」もイメージしやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『嗔、盛氣也』とあり、『激しい気配・気勢』という意味で記録されており、古来より感情の高ぶりを指す専門的・やや文語的な表現として用いられた。
字形は会意文字で、「口」+「真」。『真』はもともと『鼎(かなえ)に火が燃える様子』を象ったが、後に『真実・本質』を意味する抽象的要素となり、ここでは『心の本質が揺らぐ』という意味付けがなされた。
「嗔」は、他人の言動や状況に対して不快感・怒りを抱く様子を表す動詞で、感情が内面から湧き上がるニュアンスが強く、口に出さない静かな怒りや仏教用語としての煩悩の一形態としても使われます。
この字は「口」部に「真」を組み合わせた会意文字で、「口」は感情表現の入り口、「真」は本質・純粋さを示し、『本来の心が歪められて怒りが生じる』という哲学的含意が込められています。
現代中国語では日常会話より文学・宗教・心理描写で多く登場し、単独で使うより「嗔怪」「嗔怒」「嗔目」などの複合語や成語で使われることが一般的です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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