嘢
発音を聞く
書き方
💡 『口(くち)+野(の)=『くちで言う“の”なもの』→「もの」。広東語で“yě”と読むと覚える。「嘢」は“もの”という意味の広東語専用漢字で、普通話では絶対に出ない点に注意!
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文字の解説
嘢は清代以降の広東語文献に見られる俗字で、広東語の/yɛ/(「もの」)を表すために「口」+「野」で音と意味を兼ねて作られた。現代でも香港の新聞やテレビ字幕で頻出する。
字形は会意ではなく、主に音借(広東語音/yɛ/に近い「野」の発音を借り、口部で話す言葉であることを示す)による造字。象形的由来はなく、現代広東語話者の日常会話で「これ」「あれ」「何か」を指す際に自然に用いられる。
嘢は中国語の方言(特に広東語)で「もの・こと」という意味の名詞で、標準中国語(普通話)ではほとんど使われません。文末や名詞の前に置かれることが多く、口語的・話し言葉のニュアンスが強いです。
この字は「口」部に「野」を組み合わせた形で、「口で言う『野』=日常的に口にするもの」という連想が働きやすいですが、これは意味的な理屈であって字源ではありません。実際には広東語の音訳文字として定着しました。
HSK試験や標準中国語の教科書には登場せず、広東省・香港・マカオなど広東語圏でのみ日常的に使用されます。日本語学習者が出会うのは、広東語の歌詞、SNS、映画字幕など、地域文化コンテンツが主です。
例文
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