囿
発音を聞く
書き方
💡 「囗(くにがまえ)」で囲まれた「有」=『ある』=『ある場所=囲われた特別な場所』。日本語の「御苑(ぎおん)」や「離宮の庭園」を連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『左伝』『礼記』など先秦文献に「囿」が登場し、周代以降、諸侯が鹿・鳥・獣を飼育・狩猟するための公的な囲い地として制度化されていた。清代まで北京・洛陽などに「上林苑」「靈囿」などの実在の囿が存在した。
字形は「囗」(囲い)+「有」(音符)の形声文字。象形性は低く、囲いの概念を部首「囗」で表し、「有」は単なる読みを示す音符である。
「囿」は、古代中国で王侯貴族が動物を飼育・狩猟するための囲われた園地を指す漢字です。もともと実用的な機能(狩猟・飼育)を持つ空間でしたが、後に景観や余暇の場としても発展しました。
この字は「囗(くにがまえ)」で囲まれた構造を持ち、閉じられた空間であることを視覚的に表現しています。「有」は音符(yòu)として機能し、意味には直接関係しません。
現代中国語では日常会話より文語的・文学的表現や歴史的・地理的名称に残っており、「園」や「公園」とは異なる、やや古風で格式あるニュアンスを含みます。
例文
関連語
混同しやすい文字
0