坎
発音を聞く
書き方
💡 『土』(地面)の上に『欠』(くぼみ=口が開いた形)→「地面にくぼみ」=『坎』。日本語の「陥」(くぼむ)と音・意味とも連想すると覚えやすい。
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文字の解説
『坎』は甲骨文・金文中には見られず、戦国時代以降の篆書で明確な形が確認される。『説文解字』(東漢・許慎)では『陷也』(おちこむこと)と定義され、地形的陥没を本義としています。
字形は『土』(地面)+『欠』(口を開けて息を吸う様子→ここでは『くぼみ』の意を補足)の会意文字と解釈され、土の表面に生じる空隙を視覚的に表現しています。
『坎』は「くぼみ・穴・陥没した場所」を意味する漢字で、土部(つちへん)に属し、地表面の凹凸や地形的障害を表す基本概念です。
古来、『易経』では八卦の一つとして『坎卦(かんけ)』とされ、水・危険・困難を象徴する抽象的な意味も持ちます。この二重性が、現代中国語における比喩的用法の基盤になっています。
日常的には物理的な「穴」だけでなく、「困難な局面」を比喩的に指すことも多く、文脈によって具体的/抽象的な意味が自然に切り替わります。
例文
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