垤
発音を聞く
書き方
💡 『土』+『失』と分解。「土の上に『失』って…アリが『失』踪?→実はアリが作った小さな『土の盛り上がり』=アリ塚!『失』は音符(dié)として機能。
関連単語
文字の解説
『詩経』『荘子』など先秦文献に登場し、「蟻垤(ぎちょう)」としてアリ塚を指す用法が確認される。宋代の『集韻』でも「蟻の巣の上に盛り上がった土」と明記されている。
字形は「土」+「失」の会意文字ではなく、実際には「隓(かい)」の異体として発展した形で、甲骨文・金文には存在せず、篆書以降の字体変遷によるもの。
「垤」は、土(つち)を部首とする9画の漢字で、主に「アリ塚」や「小さな土盛り」を意味します。古くから中国の文語や詩歌で自然景観を描写する際に使われてきました。
この字は現代中国語では比較的稀な使用頻度ですが、文学的・比喩的な表現(例:「微如垤」=ごくわずかなもの)で生き続けています。口語ではほぼ使われず、辞書や古典読解の場面で出会うことが多いです。
「垤」は単独で名詞として用いられ、動詞や形容詞にはならず、必ず「土」に関連した実体的な小高まりを指します。HSKレベル未収録のため、日常会話よりは読解力向上向けの漢字です。
例文
関連語
混同しやすい文字
0