之
発音を聞く
書き方
💡 『之』=「の」+「それ」。上から「ノ」→「ハ」→「てん」の3画。日本語の「の」に相当する文語助詞と覚え、古典調の言い回し(例:赤い花之美)でイメージすると定着しやすい。
関連単語
文字の解説
『之』は甲骨文・金文中で「足の先端が進む方向」を象った形から発し、後に抽象的な関係・指向を表す助詞へと機能転換しました。『論語』『孟子』など先秦諸子の典籍で頻出します。
字形は象形ではなく、初期の「止(足)」の簡略化とされる説が有力ですが、明確な象形的由来は確認されていません。現代では主に『之前』『之後』『之間』などの複合語で使用されます。
『之』は古代中国語から続く文語的助詞で、主に所有や関係を表す「の」、あるいは目的語を示す「それを」の役割を果たします。現代口語ではほぼ使われず、文語表現や成語、古典引用に集中しています。
この字は単独で名詞や代名詞として「彼/それ」を意味することもありますが、その用法は古語的・文学的です。HSK4レベルでは、文脈から所有格や関係格と判断する読解力が求められます。
筆順は極めてシンプル(丿→→丶)ですが、実際の文章中では前後の語との結合が強く、単語の一部として自然に溶け込むため、品詞感覚の養成が重要です。
例文
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混同しやすい文字
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