尔
発音を聞く
書き方
💡 『小』の上に『丿+一』→「小さくへつらう=『あなた』への丁寧・古風な呼び方」と連想。『爾後(その後)』の『爾』を『thus』と覚えると、文脈で自然に定着。
関連単語
文字の解説
『尔』は甲骨文・金文には存在せず、戦国時代以降の篆書で定着した代名詞漢字。『詩経』『論語』など先秦文献で頻出し、『汝』と同義で第二人称単数として使われた。現代中国語では日常会話からほぼ消失し、文語的表現や成語に残る。
字形は『小』部に『丿』と『一』を加えた構造で、象形性はなく、形声文字でもない。説文解字では『从人,尒声』とされ、音符『尒』(ěr)を基にした簡略化された字形とされる。
「尔」は古語的・文語的な代名詞で、主に『あなた』『お前』を意味しますが、HSKレベル4の学習では『thus(かくして・このように)』という副詞用法も重要です。現代口語ではほとんど使われず、文語や成語、古典的表現に登場します。
この字は『小』部に属し、5画とシンプルですが、実際の使用ではほぼ文語限定。簡体字中国語でも正式文書や文学表現で時折見られ、日本語の『汝(なんじ)』に近い敬意・距離感を含むニュアンスがあります。
『thus』としての用法は、文の結論や結果を示す接続的副詞として機能し、『爾後(その後)』『爾來(以来)』など時間的・論理的展開を表す語に派生しています。現代中国語では書き言葉中心の高次表現です。
例文
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