琴
発音を聞く
書き方
💡 『王(玉)』+『今』=「今、玉のように尊い楽器」。日本語の「琴(こと)」と発音が似ているので、『qín → こと』と連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『詩経』『論語』など先秦文献に「琴」の記述があり、孔子が好んで弾いたと伝えられる。唐代以降、文人画や詩歌において「琴」は閑寂・清雅の象徴として定着した。
字形は左右構造で、「王(玉)」+「今」の会意兼形声文字。甲骨文・金文には直接的な象形形はなく、篆書期に定型化された。
「琴」は、中国最古の弦楽器である「古琴(ぐきん)」を表す漢字で、高貴な文化・学問・内省を象徴します。古代の士大夫が愛した楽器であり、音楽性だけでなく、道徳修養の道具としても重んじられました。
この字は「王(おう)」部に属し、本来は玉や尊厳を意味する部首ですが、ここでは「高貴な楽器」という文化的価値を示すための意符として機能しています。右側の「今」は声符で、発音qínを表します。
HSK4級に位置づけられる「琴」は、単独ではほぼ使われず、主に複合語(例:鋼琴、古琴)で登場します。日本語の「琴」は和楽器を指すが、中国語では必ず「古琴」または特定の西洋楽器名と組み合わされます。
例文
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