缺
発音を聞く
書き方
💡 「缶(かん)」+「夬(ケツ=『切る』のイメージ)」→『缶が切れて欠けた』→「不足・欠ける」。日本語の「欠席」「欠品」との共通性で連想すると定着しやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『缺、器破也』とあり、元来は「器物が欠けて壊れている」状態を指した。後世、抽象的な「不足」の意味へ拡張された。
字形は左右構造で、左の「缶」は容器を象るが、ここでは主に声符的役割;右の「夬」は「決める・切り離す」の意を含む古字で、『欠ける=一部が切り離されていない状態』というイメージと関連づけられる。
「缺」は「不足・欠け・欠如」を意味する動詞・名詞で、物や能力、条件などが十分でない状態を表します。HSK4級の重要漢字で、日常会話から公的文書まで幅広く使われます。
部首の「缶(かん)」はもともと土器を表すが、ここでは形声文字の声符として機能し、右側の「夬(guài)」が発音の手がかりになります。画数10で、筆順は左から右へ流れるように書きます。
この漢字は「欠ける」という能動的なニュアンスを持ち、単なる「ない」ではなく、「あるべきものが足りていない」という評価的・相対的な欠如を示します。そのため、批判や改善要請の文脈でも頻出です。
例文
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