苦
発音を聞く
書き方
💡 『艹(くさかんむり)』+『古(ふるい)』=「昔から人々が嫌った『苦い』味」。日本語の「苦しい」の読み「く」もピンイン「kǔ」と音が似ているので連想しやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『苦、大苦苓也』とあり、もともとツバキ科の苦味のある植物(おそらくコウボク)を指したとされる。『康熙字典』でも同様の記述が確認できる。
字形は上部の『艹(くさかんむり)』が植物を、下部の『古』が音符(声符)を担う形声文字。象形的要素はなく、音と意味の組み合わせによる典型的な形声字である。
「苦」は、味覚の「苦い」を表す基本的な漢字で、HSK4級に位置付けられ、日常会話や文章で頻出します。植物(部首:艹)と「古」が組み合わさった形で、本来は苦味のある薬草を指しました。
この漢字は、物理的な「苦さ」だけでなく、精神的・社会的な「苦しみ」「困難」を広く表現します。例えば「辛苦(xīnkǔ)」は「労苦」、「刻苦(kèkǔ)」は「克己して努力する」といった抽象的用法があります。
中国語では形容詞・名詞・動詞として柔軟に活用され、文末の補語としても使われます(例:累得苦=疲れすぎてひどいほど)。日本語の「苦しい」より語義範囲が広く、ポジティブな文脈(例:刻苦學習)でも使われます。
例文
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混同しやすい文字
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