企
発音を聞く
書き方
💡 『人』が『止』(足)の上に立ってつまさき立ち→「期待・計画」。日本語の「企てる」(くわだてる)と音読み「き」が似ているので、『くわだてる=qǐ』と連想!
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文字の解説
『企』は甲骨文・金文にはなく、篆書以降に定着した漢字で、『説文解字』では『企、舉踵也』(かかとを挙げて立つ)と定義されています。『史記』など漢代文献にも「企足而待」(かかとを上げて待つ=熱望して待つ)という表現が見られます。
字形は『人』(にんべん)+『止』(し)の会意文字で、人が足を上げて見上げる姿を簡略化したもの。『止』は「足」を象り、『人』がその上に立つ構図により、「立ち上がって見渡す」動作を表します。
『企』は「つまさき立ちして見渡す」という本来の意味から、「期待する」「計画する」といった抽象的な意志や予期を表す動詞として使われます。古くは身体動作に由来する漢字ですが、現代ではほぼ比喩的・抽象的に用いられます。
この漢字は単独で動詞として使われることは少なく、主に複合語(例:企業、企画)の構成要素として登場します。HSK5レベルという難易度は、文脈依存の意味変化と、ビジネス・行政用語での頻出性に起因しています。
部首が『人』であることは、人の姿勢(立ち上がり・見上げる動作)を示す造字原理を反映しており、『止』(足)と組み合わさって「足を上げて立つ」様子を象っています。筆順はシンプルですが、第4画の「横折」の角度に注意が必要です。
例文
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