匆
発音を聞く
書き方
💡 「勹(まるで手を素早く振り回す動き)+勿(『むしろ』→『それどころじゃない!』)=急いでいる!」と連想。日本語の「そうっと」→「そうっと」のリズムと似た「cōng-cōng」と読むと覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『匆、勿也。从勹,從聲』とあり、『勿』(むしろ)を声符・意符として用い、『勹』で動作の速さを示すと解釈される。実際の用例は唐宋以降の詩文に多く見られる。
字形は象形ではなく形声文字。「勹」が意符(包み込むような動きの速さ)、『勿』の簡略化形が声符。現代中国語では「匆匆」(cōngcōng)など重ねて使うのが最も自然な使用パターン。
「匆」は、急いで行動する様子や、時間的余裕がない状況を表す形容詞・副詞として使われる漢字です。HSK5級の語彙で、文語的・やや洗練された表現に多く登場します。
この字は単独ではほぼ使われず、主に「匆匆」「匆忙」「勿匆」などの複合語で用いられます。口語では「赶紧」「赶快」などがより自然ですが、「匆」を含む語は文章やニュース、文学表現で頻出します。
部首の「勹(ほうつるぎ)」は「包む・巻く」の意味を持つ古形で、ここでは「動きが速く、一瞬で通り過ぎる」というイメージと関連づけられています。筆順はシンプルですが、第3画の「ノ」の角度と流れがキーポイントです。
例文
関連語
混同しやすい文字
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