寂
発音を聞く
書き方
💡 『宀(いえ)』の下に『叔(しゅく)』——「家の中から『叔父さん』が消えて、誰もいなくなって『静か』に!『寂』=『家に人がいない静けさ』と連想。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『寂、无人声也』とあり、人がいないことによる静けさを本義として記録されている。唐代以降、詩歌や仏典で精神的静謐の意味が強まりました。
字形は『宀(いえ)』+『叔(しゅく)』の会意文字で、屋根の下に人がおらず、音も絶えた状態を示す。『叔』は声符としても機能し、音を担う。
「寂」は、静けさや孤独感、あるいは内面的な落ち着きを表す漢字で、単に音がしない「無音」だけでなく、心の静寂や時間の流れを感じさせる深い意味を持ちます。
古典文学や禅語録では、物事の本質を見つめる静謐な境地を象徴し、日本語の「さび(寂)」とも通じる美学的ニュアンスがあります。
現代中国語ではやや文語的・詩的表現に使われることが多く、日常会話よりは文章や文学作品、広告コピーなどで洗練された雰囲気を演出するのに用いられます。
例文
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