尺
発音を聞く
書き方
💡 「尺」=「レ」→「レ」の「レ」を「尺」と読むと連想! 工尺譜の「尺」は音階の「レ」(mi系)。「尺八」の「尺」は長さ(3尺)なので、文脈で使い分けよう。
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文字の解説
「尺」は宋〜明清期の工尺譜で、五声音階の第4音(mi相当)を表す記号として定着した。『夢溪筆談』や清代『律呂正義後編』などに記載があり、実際の楽譜(例:西安鼓楽、智化寺京音樂)でも頻出する。
字形は「尸(しつ)」部に「乚(ひっけい)」が付く簡略構造で、象形的由来は不明。もともと「寸より長い長さの単位」という意味から派生し、音階名に転用された。
「尺」は、中国伝統音楽の工尺譜(gongche notation)で「レ」に相当する音を表す記号です。古代から使われ、現代では主に古典音楽の楽譜や研究資料で見られます。
この字は本来「長さの単位(約33cm)」を意味しますが、音楽記号としての用法は音階名の借用によるもので、語呂合わせ的な発展です。工尺譜では「合、四、一、上、尺、工、凡、六、五、乙」の10音で構成されます。
HSK5レベルの漢字であり、日常会話ではほぼ使用されませんが、音楽史・民俗芸能・古文書読解の分野では重要な専門用語です。日本語の「尺八(しゃくはち)」にも「尺」が含まれ、長さ由来の名称ですが、音楽記号とは別系統です。
例文
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