屈
発音を聞く
書き方
💡 「尸(しかばね)」部首+「出」→「体を伏せて(尸)外に出る(出)=屈する」。日本語の「屈辱」の「屈」は「くっ」と発音し、「くっ」と我慢するイメージで覚えましょう。
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)では「屈、尾也。从尾出」——「尻尾のように折れ曲がる様子」と定義され、身体動作の描写として成立していた。後世、政治的・道徳的圧迫を受ける状況にも拡張された。
字形は「尸(しかばね/身を伏せる姿)+出(外に出る動き)」の会意ではなく、実は「尾(お)」の古字からの変化で、象形的起源を持つ。現代では「屈辱」「屈服」「委屈」など、感情・権力関係を含む語で広く使用される。
「屈」は、もともと「体を曲げる」「物理的に折れる」という意味から始まり、後に「精神的に押しつぶされる」「我慢する」「屈服する」といった抽象的なニュアンスを含むようになりました。
この漢字は、身体的・心理的な「圧力への反応」を表す核心概念で、中国語の表現においては、尊厳や正義との関係で頻繁に使われます。たとえば「不屈」は「屈しない」=「負けない精神」を意味します。
HSK5レベルという位置づけは、単なる「曲がる」を超えた、社会的・倫理的文脈での使いこなしを求められる段階です。文学やニュースで登場する「屈辱」「屈服」などは、感情や価値観を伴う重要な語彙です。
例文
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