悲
発音を聞く
書き方
💡 『心(こころ)が非(ひ)=『正しいでない』→心が乱れて悲しい』と連想。日本の『悲』の字形とほぼ同じなので、書き順(点→点→横→…)を意識して練習すると定着しやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『痛也。从心,非聲』とあり、『痛み・苦しみ』を意味する形声文字と定義されています。古代文献では『悲』を伴う表現は、喪や別れ、不遇などの深刻な感情を描写する場面で頻出します。
字形は明確な象形ではなく、『心+非』の会意・形声構造で、「非」は声符(古音は*pei)であり、同時に『正しくない=心が乱れる』という意味的補完も果たしています。
「悲」は、心(しん)を表す部首「心」に「非」が組み合わさった会意文字で、『心が正しくない状態=つらい・悲しい』という意味を表します。感情の深さと内面的な苦しみを強調する漢字です。
HSK5レベルに位置づけられ、日常会話よりはやや文語的・文学的な表現や、感情を深く描く文章でよく使われます。単独で名詞・形容詞として機能し、動詞としても(~を悲しむ)活用されます。
日本語の「悲」は中国語と同じく「かなしい」と読み、意味もほぼ同一ですが、中国語ではより強い哀しみや喪失感を含むニュアンスがあり、たとえば「悲劇」「悲鳴」など、重い文脈での使用が特徴です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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