愧
発音を聞く
書き方
💡 『忄(心)+鬼』=『心が鬼のように自分を責め、顔をそむけたくなる』。日本語の「恥ずかしい」は「鬼+ずかしい」と語呂合わせで、『鬼』の部分を「恥」の右側(止+耳)と混同しないよう注意!
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『愧、慚也』とあり、『慚(cán)』と同義で『心に恥じる』ことを定義。古典文献では『論語』『孟子』などにも登場し、儒教的自己省察の概念と深く結びついている。
字形は『忄+鬼』の会意文字:『鬼』はここでは『隠れる・伏せる』という古義(『鬼』の甲骨文字には『身をかがめる様子』の象形的要素あり)を含み、心が自分を隠そうとする姿を表現。
「愧」は、自分の行為や状況に対して心の奥底から恥じる感情を表す漢字で、単なる表面的な恥ではなく、道徳的・倫理的な自覚に基づく深い羞恥心を意味します。
部首の「忄(しんにょう)」が示す通り、これは内面的な心理状態であり、他人の目ではなく自己の価値観との齟齬から生じる感情です。
HSK5レベルの語彙であり、日常会話よりはやや文語的・文学的ニュアンスが強く、作文やスピーチ、新聞・評論などでの使用が目立ちます。
例文
関連語
混同しやすい文字
0