慎
発音を聞く
書き方
💡 左側の『忄』は『心』、右側の『真』は『まこと』→「心を真実に保つ=思いやりと自制で慎重になる」。日本語の「慎む(つつしむ)」と音・意味とも連動。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には『慎、謹也』とあり、『謹(きん)』と同義で『つつしむ』ことを定義しています。宋代以降、朱子学において『慎独(しんどく)』という概念が重視され、一人のときも心を慎むことが徳の根本とされました。
字形は『忄(しんじゅうへん)+真』で、『心の状態が真実・純粋である』という意味合いで、『真』が声符兼意符として機能しています。象形的由来はなく、形声文字です。
「慎」は、物事に注意深く、慎重に取り組む心構えを表す漢字です。感情や判断を抑えて、軽率な行動を避けようとする内面的な自制を意味します。
この字は、単なる「気をつける」以上の意味を持ち、道徳的・倫理的な自覚を伴う「慎重さ」を強調します。古典文献では、自己修養の核心概念として頻出します。
現代中国語でも、公的文書や教育・ビジネス場面で信頼性や責任感を示す表現として広く使われ、抽象的かつ重みのある語感があります。
例文
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