惭
発音を聞く
書き方
💡 『忄(心)+斬』=『心を斬られるような恥ずかしさ』と連想。日本語の『慙』(旧字体)と同一で、漢和辞典でも「慙」として掲載されることが多いので、書き順と旧字体の関係を意識すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には『慚、媿也』とあり、『媿(kuì)』=『愧』と同義で『恥じる』ことを示す。唐代以降の文書や仏典(如『法華経』漢訳)でも『慚愧』連語として頻出。
字形は左側の『忄』(心の変形)+右側の『斬』で構成。『斬』はここでは純粋な声符(音を示す部分)であり、『斬る』という意味とは無関係。甲骨文・金文には未見で、篆書以降に定着した形声字。
「惭」は、自分の行為や状態に対して道徳的・社会的に恥じる感情を表す漢字で、主に文語的・書面語的な表現に使われます。日常会話ではやや硬い印象があり、詩歌や正式な文章でよく見られます。
この字は心(応)の部首「忄」を含み、内面的な感情反応を強調します。「斬」(cǎn)が声符として機能し、音を担っていますが、意味とは無関係です。形声文字の典型例です。
HSK5レベルに位置づけられており、中国語学習者が中上級へ進む際に出会う重要な感情語です。単独ではほぼ使わず、複合語(如:惭愧、羞惭)として用いられることがほとんどです。
例文
関連語
混同しやすい文字
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