抓
発音を聞く
書き方
💡 『扌(手)+爪(つめ)』=「手の爪でつかむ」→「つかむ・取りかかる」。日本語の「パッと掴む」感覚で思い出すと◎。
関連単語
文字の解説
『抓』は甲骨文・金文には見られず、篆書以降に成立した比較的新しい漢字で、『手(扌)』と『爪(zhǎo)』の組み合わせにより、「手の爪で物をつかむ」様子を表す形声文字です。
字形は『扌+爪』の左右構造で、『爪』が声符かつ意味補助として機能し、現代中国語では「即座に行動する」「具体化して対応する」といった能動的ニュアンスを含む使い方が主流です。
『抓』は「手でつかむ・捕らえる」という基本的な動作を表す動詞で、物理的な掴みだけでなく、抽象的な「焦点を当てる」「対策を講じる」など、比喩的用法も広く使われます。
HSK5レベルのこの漢字は、日常会話からニュース、公文書まで幅広い文脈で登場します。特に『抓重点』(要点をつかむ)や『抓紧时间』(時間を有効に使う)といった熟語では、単なる「掴む」を超えた実践的ニュアンスを持ちます。
部首が『扌』(手へん)であることは、動作と身体の関連性を視覚的に示しており、7画のシンプルな構成ながら、中国語の動詞の多義性と柔軟性をよく体現しています。
例文
関連語
混同しやすい文字
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