措
発音を聞く
書き方
💡 「扌(手)+昔(むかし)→『昔からの知恵で手を打つ』=『対応・処置』。『錯(まちがい)』と似ているが、『扌』があるから『手で正す・手を打つ』と連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には「措、置也」とあり、本来は「置く・おさめる」の意味で、後世に「対応・処置」の抽象的用法が発展した。現代中国語ではほぼすべて複合語で使用される。
字形は「扌+昔」の左右構造。「昔」は声符(cuòの発音を示す)であり、意味的には「過去の経験に基づいて対応する」と解釈されるが、これは後付けの訓読的連想であり、字源的根拠はない。
「措」は「手で何かを処理・対応する」という意味の動詞で、主に抽象的な事象(問題・対策・措置など)への行動を表します。日常会話より、公的文書やニュース、ビジネス文脈で頻出します。
この漢字は単独ではほとんど使われず、必ず複合語(例:措施、措置)として登場します。HSK5レベルとされるのは、語彙の抽象性と、文脈依存性が高いためです。
「扌(手へん)」が示すように、身体的・能動的な関与を含む意味合いがあり、「単なる考え」ではなく「実際に手を打つ」ニュアンスが重要です。日本語の「措く」(=置く)とは無関係です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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