摘
発音を聞く
書き方
💡 『扌(てへん)』+『啇(し)』=「手で商品(=目的のもの)を選ぶ」→「選んで取る」。日本語の「摘む(つむ)」と音・意味とも連想しやすく、植物を摘む・要点を摘む、どちらも「選ぶ+取る」が共通イメージ。
関連単語
文字の解説
『摘』は甲骨文・金文には見られず、篆書以降に成立した形で、『手(扌)+啇(shì)』の会意兼形声文字。『啇』は声符として機能しつつ、『収穫・集める』の意味を含意する場合もあるとされる(『説文解字』参照)。
字形は『扌(手)』が左に、右側の『啇』は上部『亠』+『古』+『冂』+『十』の構成で、象形的要素は薄く、主に音と意味の組み合わせによる形声字である。
『摘』は手(扌)を用いて物を取る動作を表す漢字で、主に『摘む・採る・取り除く』といった具体的な物理的行為を意味します。HSK5級の語彙として、日常会話よりやや文語的・書面的なニュアンスを持つことが多いです。
この字は動詞として単独で使われることもあれば、『摘要』『摘录』などの複合語で抽象的な『抽出・抜粋』の意味にも発展します。中国語のニュースや学術文書では、要点を要約する場面で頻出します。
『摘』は単に『取る』という広義ではなく、選択的に一部だけを取り出す行為に焦点があります。たとえば果実を一つだけ摘む、文章から一節を摘む——その『選択的・部分的・意図的な取り出し』が語義の核です。
例文
関連語
混同しやすい文字
0