毫
発音を聞く
書き方
💡 『毛(け)』の部首+『高(たか)』=「毛のように細くて高い=極めて微細」。日本語の「毫も(ごも)」(わずか)と音が似ているので、『毫=ゴモ=ごくわずか』と連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『毫、長銳毛也』とあり、長い鋭い毛(特に筆の原料)を指すと記されています。唐代以降、度量衡の単位(1毫=1/1000釐=1/10,000分)としても定着しました。
字形は上部の『高』(声符、hāo/háoの発音を示唆)と下部の『毛』(意味符)の会意兼形声文字。『毛』が明確な象形的部首であり、毛の根元から先端へ伸びる様子を表しています。
「毫」はもともと「細い毛」を意味し、古代中国では筆の先端に使われる動物の毛(特に黄鼠狼や山羊)を指しました。この語源から、現代でも「極めて微細な単位」や「わずか」という抽象的な意味で広く用いられます。
HSK5レベルの漢字で、日常会話よりは書き言葉・文語表現に多く登場します。量の微少さを強調する際の修飾語として、否定文や比較表現で頻出します。
「毫」単体では「毛」の意味で使われることはほぼなく、複合語や成語(例:毫不…=まったく~ない)の中で機能します。日本語の「一髪」「僅か」に近いニュアンスを持ちますが、より形式的・論理的な文脈で使われます。
例文
関連語
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