矛
発音を聞く
書き方
💡 「矛」は5画で、「丿+一+丶+丿+乚」の順。日本語の「矛(ほこ)」と音読み「モウ」を連想。「矛=突く=攻撃」で、「矛先を向ける」などの表現と結びつけて覚えよう。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には「矛、酋矛也。建於兵車、長二丈」とあり、戦車に立てられる長さ約4.6メートルの長槍として記述されている。考古学的にも殷・周時代の青銅製矛が多数出土している。
甲骨文の「矛」は、鋭い先端と横に伸びる刃、そして縦の柄を簡略化した象形で、まさに実際の矛の輪郭を写実的に表現している。
「矛」は中国最古の武器の一つで、先端が鋭く尖った長柄の槍を表します。甲骨文や金文では、槍の穂先と柄を象ったシンプルな形で表されており、実用性と威圧感を兼ね備えた象形文字の典型です。
この漢字は単独で「槍」という意味で使われることもありますが、現代中国語では主に複合語や成語に登場し、抽象的な対立・衝突のイメージ(例:矛盾)を含む場合が多いです。
部首としても「矛」は独立しており、他の漢字の左側や上部に配置されることが多く、戦闘・攻撃・対抗を連想させる構成要素として機能しています。
例文
関連語
混同しやすい文字
0