稳
発音を聞く
書き方
💡 『禾(稲)』の下に『急(きゅう)』の右半分(⺈+又)をイメージ。「稲を急いで押さえる→ぐらつかない=安定」。日本語の「おちつく」「ふんばる」のニュアンスと結びつけると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には「稳、蹂穀聚也」とあり、穀物を踏み固めて積み上げる動作から『安定した状態』を意味するようになったと記録されています。唐代以降、官僚文書で『政局穩』のように政治的安定を指す用法が定着しました。
字形は「禾+急(の省略形)」の会意文字ではなく、実際には「禾+隐(隠れる)の右半分」を組み合わせた形で、『穀物が隠れてしっかり収まっている=揺れない』というイメージが基盤です。
「稳」は、物理的・抽象的な安定性を表す漢字で、動きのない静けさや、変化の少ない信頼性を含意します。HSK5級に位置づけられ、中級から上級の中国語学習者が日常会話やニュース、公文書で頻出する語です。
この字は「禾(穀物)」を部首とし、古代には収穫後の穀物がしっかり積まれた様子から「揺らがない状態」を連想させました。現代では経済、感情、技術など多分野で「安定している」という評価的ニュアンスで使われます。
発音は第三声のwěnで、語頭に来ると前後の声調に応じて変化(トーンサンドイッチ)することがあります。語彙レベルでは、単独ではあまり使わず、複合語や熟語として機能するのが特徴です。
例文
関連語
混同しやすい文字
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