素
発音を聞く
書き方
💡 「糸(き)+歯(は)=『きは』→『素(す)』と連想。『糸』は生糸=未加工、『歯』は『素』の発音sùに通じる音記号。日本語の『素』(もと)と意味的にも一致!
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)では「素、白緻繒也」と記され、「白く細かい絹」と定義されています。古代中国では、染められていない白い生糸を「素」と呼び、高品質な織物の基準となりました。
字形は「糸(糹)+歯(shǔ)の省略形」で構成され、象形ではなく形声文字。右上の「歯」は発音を示す声符(古音でsùに近かった)であり、左の「糸」が意味を表す意符です。
「素」はもともと「生糸(なまきぬ)」を意味し、糸部(糹)を持つことから、織物の原料としての未加工の絹を表します。この原義は、中国古来の養蚕・製糸文化に深く根ざしています。
時代とともに「未加工」「本来の状態」という抽象的ニュアンスが派生し、現代中国語では「素質」「素朴」「要素」など、根本・純粋・未処理といった概念を含む語に広く使われます。
HSK5レベルの漢字であり、日常会話よりはやや文語的・学術的な表現で頻出します。読みはsùで、声調は第4声(下降調)です。語彙力向上には、複合語での使い分けが鍵となります。
例文
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