耽
発音を聞く
書き方
💡 『耳』+『冘(=ゆん、まるで『夢』の『ゆめ』に通じる)』→「耳で夢を見る=現実離れして没頭する」。日本語の「だん」の発音と「耽溺(たんでき)」の熟語で連想。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)では『耽、耳大也。一曰樂也』とあり、元来『耳が大きい』という形義と『楽しむ』という意味を併せ持っていた。後世、『楽しむ』→『とりこになる』→『時間を無駄にする』へと意味が転じた。
字形は『耳』(左)+『冘』(右上に点、下にしんにょうの変形)で構成され、『耳』が表意、『冘』が表音の形声文字。『冘』は古くはyínと読み、音の近似から借用された。
「耽」は「耳」部に属し、10画の漢字で、HSK5級に位置づけられます。主に「過度に没頭する」「耽溺する」という意味で使われ、中立からやや否定的なニュアンスを含む場合が多いです。
この字は単独で動詞として使うことは少なく、多くは「耽擱」「耽誤」「耽溺」などの複合語で登場します。古典中国語では「楽しむ・滞留する」といった広い意味もありましたが、現代ではほぼ「行き過ぎた執着・没頭」に特化しています。
発音はdān(第一声)で、日本語の「だん」と似ていますが、声調に注意が必要です。誤ってdàn(第四声)と読むと、「担(運ぶ)」と混同される危険があります。
例文
関連語
混同しやすい文字
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